久しぶりの更新です(汗)
『地球のかけらHIRAODAI』を立上げて半年以上経ちました。
私達がなぜ、この団体を立上げようと思ったのか、今回はその辺の話を少しだけお話ししようかと思います。
1 なぜこの名前にしたのか?
今から約3億5千万年前の暖かい海で生息していた海の生物が堆積し、今の平尾台の基となるものが形成されました。平尾台は様々な地球の歴史が詰まった場所であり、豊かな自然が残されているこの地を私達は『地球のタイムカプセル』だと思っています。
そんな地球の歴史を『かけら』という風に言い換え名前に付けました。
2 私達は何をするためにこの団体を立ち上げたのか?
私達は平尾台の住民です。祖父が熊本県の天草から戦後の開拓団として入植して以来、この地に住んでいます。現在、平尾台は産業資源(石灰岩の採掘)や観光資源(都市型公園)などに活用され続けており、観光資源としての魅力を発信している反面、理解の無い観光客による車やバイクの騒音、ごみの不法投棄などが増えているのも現状です。この現状を見て、これはイカンという気持ちと、平尾台の事をもっと深く知ってほしいという気持ちが生まれました。自然と人が永く共生できる環境を作る事、平尾台という場所が次世代に遺していける場所となる事、その為には平尾台の自然がどのようにして守られているのか、また、どのような人達が築き上げてきたかをきちんと伝えていく作業は平尾台に住む私達だからこそできる事だし、必要があると感じました。視覚的な魅力を伝える事はもちろんこれからもやっていきますが、それだけでは不十分だと感じています。自然からたくさんのものを貰っているという意識をもってもらい、単なる観光地としてではなく沢山の方から大切にしてもらえるような環境を作る事で、平尾台の価値をもっと上げていけたらと思います。
ガイドに関しても、私達が提供する内容は単なる観察会や、道案内ではありません。地元住民がその歴史や文化をストーリーにし、トレッキングや鍾乳洞(洞窟)探検、沢登りなどのアウトドアというフィルターを通して伝えていきます。
少し硬くなってしましましたが、これからも、皆さんが知らない平尾台の楽しみ方や冒険などのお手伝いをツアーガイドやイベントを通して全力でやっていきます!!
そして、エコツーリズム(環境保全・地域振興・観光振興)×リーブノートレースを組合わせた私達だからこそできるサービスを提供し続けていきます。
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